※※※ 鋭意製作中 ※※※
【72の便り】第二十五候「螳螂生 (かまきりしょうず)」 6/5~6/9頃

七十二候は、自然の変化を細やかに表現した伝統的な季節のリズムです。一年を72の細やかな時期に分け、それぞれに独特の美しい名前が付けられています。これにより、私たちの暮らしと自然とのつながりをより深く感じることができます。
「72の便り」は、七十二候をテーマに、季節の移ろいを丁寧に紡いでいくシリーズです。日本の美しい四季を感じながら、日々の暮らしに寄り添う瞬間をお届けします。
6/5~6/9頃の七十二候は、かまきりが姿を見せ始める「螳螂生 (かまきりしょうず)」。夏の気配と共に、小さな命が動き出します。

6/5~6/9頃の七十二候は「螳螂生 (かまきりしょうず)」。細い草むらの中から、小さなカマキリがそっと顔を出す季節です。
卵からかえったばかりの子どもたちは、透きとおるような体で初夏の光を浴びながら、風に揺れる葉の影に身を潜めています。
自然界では梅雨入り前の湿り気を帯びた空気が漂い、庭先の紫陽花や青葉がいっそうみずみずしく感じられる頃。静かに生まれ、静かに生きるその姿に、命のリズムを感じる数日間です。

もくじ
第二十四候「麦秋至 (むぎのときいたる)」 5/31~6/4頃
第二十五候「螳螂生 (かまきりしょうず)」 6/5~6/9頃
第二十六候「腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)」6/10~6/15頃 ※2025年6月10日公開予定
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