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【72の便り】第二十四候「麦秋至 (むぎのときいたる)」 5/31~6/4頃

七十二候は、自然の変化を細やかに表現した伝統的な季節のリズムです。一年を72の細やかな時期に分け、それぞれに独特の美しい名前が付けられています。これにより、私たちの暮らしと自然とのつながりをより深く感じることができます。
「72の便り」は、七十二候をテーマに、季節の移ろいを丁寧に紡いでいくシリーズです。日本の美しい四季を感じながら、日々の暮らしに寄り添う瞬間をお届けします。
5/31~6/4頃の七十二候は、麦が黄金色に実り、収穫の時期を迎える「麦秋至 (むぎのときいたる)」。その景色は、自然が育んだ恵みを感じさせる美しい瞬間です。

5/31~6/4頃の七十二候は「麦秋至 (むぎのときいたる)」。小満の末候にあたり、冬に蒔かれた麦が小麦色に熟し始める頃です。
この時期は「麦の秋・麦秋 (ばくしゅう)」とも呼ばれ、旧暦4月の異名ともなっています。
豊かに実った麦は、農家にとって嬉しい収穫期の到来を告げてくれます。色づいた麦畑が美しく広がる様子を見ていると、自然の恵みを実感することができます。
夏本番が近づくと、麦わら帽子が欠かせない季節がやってきますが、今はこの時期の収穫を楽しみにしたいものです。

もくじ
第二十三候「紅花栄 (べにばなさかう)」 5/26~5/30頃
第二十四候「麦秋至 (むぎのときいたる)」 5/31~6/4頃
第二十五候「螳螂生 (かまきりしょうず)」 6/5~6/9頃
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